親子でご飯タイム

「頭は使えば使うほど良くなる」と言われるように、頭を良くするには、学習することが欠かせません。

でも、どんなに学習しても、知識を蓄える脳がしっかりと働かないととても効率が悪いですよね。

毎日、長時間勉強しているのになかなか成績の上がらない子もいれば、ほんの少ししか勉強していないように思えるのに成績の良い子もいます。

その違いには、勉強方法だけでなく、脳の機能のレベルが関係しているのかもしれません。

脳の機能は普段の食生活で高めることができます。

食べ物を通して摂取する栄養は、脳のエネルギーとなるだけでなく、脳内の情報処理をスムーズにしたり、集中力を高めたり、安定した精神状態を維持するのに役立ちます。

ですから、よく言われる栄養バランスの取れた食事は、単に子どもの健康と成長だけでなく、頭を良くする上でもとても大事になってきます。

しかし、受験など特に頭を良くしたいという時期や何らかの理由がある時もあるもので、そのような場合は脳にいい栄養素を意識して摂りたいですね。

頭を良くするのに役立つ栄養素をまとめてみますのでご参考にしてください。

頭の良くなる栄養素

ブドウ糖

ブドウ糖は脳のエネルギー源となる大切な栄養素です。自動車で言えばガソリンに相当するものですから、ブドウ糖が不足すると脳の働きは急速に低下します。

具体的には、思考力低下、集中力低下、イライラなど精神不安が生じます。

ブドウ糖は炭水化物が分解されたものですから、基本的にご飯やパンなど炭水化物の多く含まれる食品を食べていれば不足することはありません。

でも、最近では朝食を食べない子供たちも増えているそうですから、その場合はブドウ糖不足になる可能性があります。

DHA・EPA

DHA(ドコサヘキサエン酸)やEPA(エイコサペンタエン酸)は、魚に多く含まれる脂質ですが、脳の神経細胞の細胞膜をやわらかくする作用があります。

神経細胞の細胞膜がやわらかいほど脳内の情報伝達がスムーズになると言われており、学習効果を高めるのに直接的に関係する栄養素です。

さらに目の神経細胞にも影響して、視力を改善する働きもあります。

レシチン

レシチンは大豆製品や卵黄などに多く含まれる栄養ですが、脳内では神経伝達物質として記憶力や集中力の向上に関係しています。やはり学習効率を高めるために積極的に摂取しておきたい成分です。

その他、野菜にはエネルギー代謝に関係するビタミンやミネラルが豊富に含まれています。脳に栄養をしっかりと送るためにも、野菜類はたくさん食べるようにしましょう。

頭がよくなるとは?

「頭が良くなる」と一口に言っても、人によってイメージするところは異なります。

ある人にとっては、記憶力がいいということかもしれませんし、別の方は天才的なヒラメキを持つ人のことを「頭の良い人」とイメージするかもしれません。

しかし、子供さんが受験生であったり、学校の成績のことでお悩みであれば、親子が願うのはただ一つ「学力の向上」だと思います。

当然ながら、学力というものは学習しないと向上しませんから、サプリを飲んだだけで学力がつくということはありえません。

それでも、学習効果を高めるのに役立つと思われる成分やそれを配合したサプリは存在します。

学習効果を上げるには脳の情報伝達をスムーズにすること

脳の神経細胞の数は、人によって大きな違いはないと言われています。

では、学力の高い人と低い人ではどこで違いが生じているのでしょうか?

それは脳内の情報伝達力の違いだと考えられています。

脳内にある神経細胞(ニューロン)同士は連携して働くことにより、思考や記憶などの情報処理を行っています。

その際には、電気信号のように情報が神経細胞から神経細胞へと伝達され、その通り道がひとつの型となって、特定の知識や思考法を習得していくことになります。

ですから、学力の高い人の場合には、情報伝達の経路が都会の交通網のように密に発達していると考えられるのです。

では、どうすればそのように脳の情報伝達力を高めて、学習効果を高め、学力をアップできるのでしょうか?

カギとなるのは、神経細胞の細胞膜をやわらかくすることです。

神経細胞の細胞膜がやわらかいほど、情報伝達はスムーズに行われると言われているためです。

そして、脳の神経細胞(ニューロン)の細胞膜をやわらかくする働きがあるのが、DHA(ドコサヘキサエン酸)という成分なのです。

DHAが子どもの頭を良くする

DHAは魚に多く含まれる脂質で、人間の体内では細胞膜を構成する成分となります。

DHA濃度が高いほど、細胞膜はやわらかくて流動性・透過性が高くなると言われ、結果として神経細胞においては情報が伝達されやすくなります。

特にDHAは記憶や学習能力を担う脳の海馬に集中して存在しますから、まさに学力のカギを握る成分だと言えるでしょう。

「魚を食べると頭が良くなる」と言われますが、それは魚に多く含まれるDHAの働きによります。

またDHAの仲間の脂質にEPA(エイコサペンタエン酸)がありますが、EPAは直接脳内に存在することはないものの、必要に応じてDHAに変化します。

ですから、DHAとEPAを十分に摂取することで、脳内の情報伝達は良くなり、学習効果が高まる、つまり頭が良くなることを期待できるというわけです。