すっきりお腹

体全体はそれほど太っていないのにお腹だけぽっこりしていることに悩んでおられませんか?

単に皮下脂肪や内臓脂肪がつきすぎてお腹がぽっこりしているなら、体全体の脂肪を燃焼させるような運動やダイエット法で解消できます。

また食事を制限することで脂肪も減っていくかもしれません。

でも、体の他の部分にはそこまで脂肪がついていないのに、お腹だけがぽっこりしているとすれば、それは脂肪ではなく腸に問題がある可能性が高いかもしれません。

もしかしたら腸の機能が弱くなっているために、腸が腫れていたり、便がスムーズに排出できずにいる状態なのかもしれません。また便がたまりやすいことで腸内にガスが発生しますから、ガスでお腹が張っていることもますますお腹をぽっこりさせます。

このような原因によるぽっこりお腹の解消法は、ダイエットを行なうだけでは不十分です。むしろダイエットを行なうことで悪化することもあるようです。

腸を元気にしてあげることがカギ

このタイプのぽっこりお腹の解消法は、まずは腸を元気にしてあげる必要があります。

腸に負担のかかっている状態が原因となっているからです。腸が元気になるとまず便がたまりにくくなり、すっきりと排出されます。そして、新陳代謝がよくなりますので、余分な水分や脂肪を燃焼しやすくなり、太りにくい体になります。

それだけでなく、腸の働きがよくなると体内の毒素がきれいに排出されるようになりますから、肌もツヤツヤきれいになり、冷えや肩こりなどの症状も解消します。

このように腸の働きが回復すると、ぽっこりお腹が解消されるだけでなく、体全体が内部から美しく健康になれるのです。

腸を元気にしてポッコリを解消する方法

では、腸を元気にするぽっこり解消法とはどのようなものでしょうか?

腸に効くストレッチや腸もみマッサージなども良いですが、まず最初のステップはデトックス(毒出し)を行なって腸をキレイにしてあげることです。

腸は老廃物が取り除かれてキレイになるだけで元気を回復しますが、それだけでなく食品などから摂取する乳酸菌が定着しやすくなり、ストレッチやマッサージも効果が高まります。

その結果、腸が弱りにくくなり、ぽっこりお腹になりにくい体質へと改善されていくのです。

特に腸内細菌の偏りに注意

私も一時的にへこんだお腹が、しばらくたつと、またぽっこりとしてしまう・・・そのようなことを繰り返していました。

少し食べ過ぎたり、アルコールを飲む日が何日か続くと、すぐにお腹ぽっこりになってしまうのです。かっこ悪くてジーンズもはけない・・・と悩んでいました。

いろいろ調べてみると、このようなぽっこりお腹は腸の健康、中でも腸内細菌の偏りに問題があるらしいのです。

例えば、東京医科歯科大学名誉教授の藤田紘一郎氏の著書「一生太らない体をつくる腸健康法」(大和書房)には、興味深い実験結果について解説されています。

それによれば、減量前後の腸内細菌をとり出して分析した結果、太っているときには腸内細菌の悪玉菌が多くなりがちであり、痩せているときは逆に善玉菌が優勢な状態で安定していたようです。

このことはワシントン大学のJ・ゴードン教授による「太りやすさの実験」でも明らかになりました。同じエサを与えたマウスは、腸内細菌の違いによって太りやすさも異なっていたのです。

こうした実験から「太りやすい体質」「ぽっこりお腹体質」は、腸内環境に原因があるといわれています。

乳酸菌がぽっこりお腹に効く理由

乳酸菌(善玉菌)は、ぽっこりお腹に対して以下のような作用があると言われています。

  • 体内の老廃物を吸着して排出する
  • 腸を元気にして腫れをなくす
  • 腸内に滞留した便を排泄する
  • 腸内に充満したガスを解消する
  • 代謝が良くなり脂肪を燃焼する

ですから、長期的にぽっこりお腹にサヨナラするためには、やはり腸内環境から少しずつ改善していくことがカギといえます。

腸内の善玉菌を増やして腸内環境を改善するためには、食事に気をつけたり、定期的にストレッチ運動することなど生活習慣を変えていく必要があります。

でも、それがなかなか続かないんですよね・・・

仕事や家事、友人との付き合いなど忙しい日々を送っていると「習慣を変える」ということが、とんでもなく大きな壁になってしまっていることに気づきます。

ですから、何か有益なことを始めようとするときは、続けやすいということがとても大事だと痛感させられます。